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お探し物は図書室まで
¥814
お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか? 図書室の司書がセレクトするのは、パッと見では変わった本ばかり。けれど、その本はちゃんと、その人に合っている物で――。 あなたにもきっと、大切な物が見つかる。 そんな小説が詰まった連作短編集です。 封入特典があります。 発行:ポプラ社 青山 美智子(著) 文庫判 327ページ
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ラブカは静かに弓を持つ
¥902
現代日本を舞台にしたスパイ小説です。 音楽教室での学びと交流という「日常」の裏にある「任務」との間で、苦悩する主人公……。 丁寧に描かれる音楽と、スパイ描写。 静かに進んでいく物語が、あっという間に過ぎ去って幕を下ろす。 そんな体験を、どうぞ楽しんでください。 限定特典にアクセスできる帯付きです。 ※よまにゃクリアしおりは付きません。 ●文庫版特集ページ https://bunko.shueisha.co.jp/library/rabuka/ 発行:集英社 安壇美緒(著) 文庫判 344ページ
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給水塔から見た虹は
¥2,090
小説です。 感動的な青春小説、というだけではありません。 日本で暮らす、日本以外の国をルーツに持つ人々。主人公の桐乃と、その友人となったヒュウ、二人を取り囲む大勢の人達の姿を通じて、「今」という時代の日本について、考えさせられる作品です。 発行:集英社 窪 美澄(著) 384ページ
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PRIZE―プライズ―
¥2,200
直木賞を獲った作家が、直木賞をテーマにした小説を書いた。 それが本書「PRIZE―プライズ―」です。 剝き出しの欲望と、越えてはいけない一線。 「誰かに理解されたい」「支えてあげたい」という気持ちが積み重なった果てに訪れるカタストロフは圧巻です。 創作者はもちろん、創作者の周りにいる人にもお勧めしたい1冊。 発行:文藝春秋 村山 由佳(著) 384ページ
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人魚が逃げた
¥1,760
小説です。短編集です。 作者の青山さんらしさが発揮された美しい物語だと思います。日本の銀座に舞い降りたフェアリーテイル(おとぎ話)を、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。 ーーーーーーーーーー ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。 そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。 銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。 ●試し読み(プロローグと第一章が読めます) https://note.com/phpfukyu/n/n71710bf9a879 ーーーーーーーーーー 発行:PHP研究所 青山 美智子(著) 四六判 240ページ